私は貝になりたい
2008.12.01 *Mon
本日2つ目の記事は、映画のお話。
幼い頃、幾度か母から聞いて覚えていたこと。
小学生の頃、フランキー堺さんが主演した『私は貝になりたい』を観て、
酷くショックを受け、映画も、フランキーさん自体も嫌いになった、と。
まさかその映画のリメイクに、中居くんが出ることになるなんて。
多分私は、中居くんが出ていなかったら観に行かなかったと思います。
あまりにも重くて、事実に耐えられるかどうか不安だったから。
でも、予告編を観て、観ておかなきゃいけないと感じたんです。
ということで、『私は貝になりたい』を観て来ました。
理髪店の店主が、戦犯として逮捕される。
しかし彼は米国兵を殺しておらず(手元が狂って腕を掠めただけ)、
必ず無罪になると信じていたが、下った刑罰は絞首刑…
映画の全部が重々しいわけではなく、時折コミカルな場面もあります。
日常的なその裏には悲しみが隠されていて、切なくもなりました。
そしてその対比が、最後の絶望を引き立てているんです。
人間からひどい目にあわされずに済む。
大切なひとたちのことを心配しなくて済む。
だから、どうしても生まれ変わらなければならないのなら、貝になりたい。
ささやかな幸せから突き落とされ、絶望の淵へ落ちてゆく。
演技の上手い役者さんが演じたなら、器用にこなしたでしょう。
でも、中居くんが演じたからこそ、絶望感が突き刺さりました。
彼の不器用さが、そのまま人間らしさに繋がっていたように感じられて。
観ていて、妻の房江(仲間由紀恵)に感情移入してしまい、
助命嘆願の200人目の署名が集まったところでは、大泣き。
夫が戻ってくると信じ、けなげに強く振舞う姿。
最後には胸が苦しくなりました。
余談ですが、彼らが収容されていた巣鴨プリズンは、
現在、池袋サンシャインシティになっているそうです。
…以前、一度だけ友人と某ホテルに宿泊したことがあるのですが、
ロビーが灰色に見えて、重苦しく感じたことがありました。
それを最近思い出し、そうだったのか…と改めて色々思いました。
こういう多勢の犠牲の元に、今、幸せに暮らしていられる。
そして、こんな悲しく苦しい戦争をもう二度としてはいけないんだ、と。
それを再認識するためにも、観ておく意味のある映画でした。
重く苦しいテーマだけれど、多くの人に観て頂けたら…と思います。
幼い頃、幾度か母から聞いて覚えていたこと。
小学生の頃、フランキー堺さんが主演した『私は貝になりたい』を観て、
酷くショックを受け、映画も、フランキーさん自体も嫌いになった、と。
まさかその映画のリメイクに、中居くんが出ることになるなんて。
多分私は、中居くんが出ていなかったら観に行かなかったと思います。
あまりにも重くて、事実に耐えられるかどうか不安だったから。
でも、予告編を観て、観ておかなきゃいけないと感じたんです。
ということで、『私は貝になりたい』を観て来ました。
理髪店の店主が、戦犯として逮捕される。
しかし彼は米国兵を殺しておらず(手元が狂って腕を掠めただけ)、
必ず無罪になると信じていたが、下った刑罰は絞首刑…
映画の全部が重々しいわけではなく、時折コミカルな場面もあります。
日常的なその裏には悲しみが隠されていて、切なくもなりました。
そしてその対比が、最後の絶望を引き立てているんです。
人間からひどい目にあわされずに済む。
大切なひとたちのことを心配しなくて済む。
だから、どうしても生まれ変わらなければならないのなら、貝になりたい。
ささやかな幸せから突き落とされ、絶望の淵へ落ちてゆく。
演技の上手い役者さんが演じたなら、器用にこなしたでしょう。
でも、中居くんが演じたからこそ、絶望感が突き刺さりました。
彼の不器用さが、そのまま人間らしさに繋がっていたように感じられて。
観ていて、妻の房江(仲間由紀恵)に感情移入してしまい、
助命嘆願の200人目の署名が集まったところでは、大泣き。
夫が戻ってくると信じ、けなげに強く振舞う姿。
最後には胸が苦しくなりました。
余談ですが、彼らが収容されていた巣鴨プリズンは、
現在、池袋サンシャインシティになっているそうです。
…以前、一度だけ友人と某ホテルに宿泊したことがあるのですが、
ロビーが灰色に見えて、重苦しく感じたことがありました。
それを最近思い出し、そうだったのか…と改めて色々思いました。
こういう多勢の犠牲の元に、今、幸せに暮らしていられる。
そして、こんな悲しく苦しい戦争をもう二度としてはいけないんだ、と。
それを再認識するためにも、観ておく意味のある映画でした。
重く苦しいテーマだけれど、多くの人に観て頂けたら…と思います。
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